【実験】ちぎられた植物のにおいと発芽🌱
今回も引き続き、植物の発芽とにおいの関係性に関する実験。
――植物ホルモンと今回の実験について――
植物ホルモンの中でも特にストレス(食害や環境変化)に応答するものは、ストレスを感じた際に、何らかの匂いのついた揮発性物質を放出し、周囲の仲間に危険を知らせます。その信号を受け取った仲間の植物たちはせっせとストレスに対処する準備をしてゆくのです。
そんな揮発性物質の香りのひとつが「みどりのかおり」。いわゆる植物をちぎった時に香る青々しいにおい。
自分の近くで他の植物が葉をちぎられるような状況なら、匂いで危険を察して発芽してこないだろうという推測のもと、Let's experiment!!
――実験方法――
湿らせた脱脂綿上にレタスの種(×6粒)をまきタッパーの中に。
においのもととなる葉を千切り、茶こしパックに入れ、タッパーの蓋部分に装着し、レタスの発芽の様子を観察。
今回の実験6パターンは、下記の6種。
①葉無し
②雑草①
③雑草②
④ガザニア
⑤シクラメン
⑥クローバー
実験環境作成中
謎の雑草①②の正体↓
――実験結果――
開始から五日後の様子。
どのタッパーのレタスも順調に発芽、成長が認められ、特に発芽抑制、促進などは見られなかった。
微かにガザニアの葉を刻んで入れたタッパーは成長が遅いような気がする。また、刻んだガザニアの葉と脱脂綿が触れていた部分が赤く染まっていたため、さらなる関連性を調べたい。
――結論――
みどりのにおいと植物の発芽に関連性はない😭